豊かな老後を過ごすために必要な老後のための資産形成。高齢世帯の平均的な夫婦のみの無職世帯の月平均支出は263,718円となっており、会社員と主婦の夫婦である「厚生年金+国民年金」の年金収入だと毎月5万円程度不足し、老後には2,000万円必要とする試算ががでています。その不足分を補うのに有効なのが、イデコなんです。

iDeCo(イデコ)って?
イデコは確定拠出年金の1つです。確定拠出年金には、企業型DCと個人型のイデコがあります。会社員の方は、会社が企業型DCを用意しているならば、会社が掛金を拠出してくれます。また、「マッチング拠出」といい、従業員自身が掛金を拠出できる会社もあります。会社がイデコ加入を禁止、またはマッチング拠出を許可している場合、そもそもイデコに加入できません。
私は、この企業型DCに会社員時代加入していました。確定拠出年金は基本60歳まで引き出すことができないため、会社指定の金融機関でイデコに移管、管理していました。
イデコのメリット
節税ができる!
掛金は全額所得控除できるため、年収600万円の人なら25年で108万円も節税できます。さらに、運用益は非課税、受取時には一括なら退職所得控除、確定年金なら公的年金控除の対象となります。
投資商品が怖いなら定期や保険もある
投資信託のように元本が割れる可能性のある商品でなくても定期預金や保険のような元本保証の商品も選べます。長期で資産形成するなら運用益がある投資信託の方が良いと思いますが、どうしても元本欠損はイヤ!っていう人も安心して預けられます。
自分年金
国民年金と厚生年金は、積立金額が全て返ってくるとは限りませんが、イデコは自分の積立分は必ず返ってきます。(運用によって元本が割れることはあります)例え、万一のことがあっても、相続人が受取ることができるため、積立損がありません。老後の一番の不安であるお金の心配をせず、豊かな老後を暮らすことができます。
楽天証券のイデコを選んだ3つの理由
理由1*イデコの手数料
・口座開設(初回のみ)2,777円
・口座管理(国民年金連合会+事務委託先金融機関)月額167円
・運営管理費用 手数料は金融機関によって異なる
上記の上2つの手数料はどの金融機関でも同じです。ただし、運営管理手数料は金融機関によって異なります。銀行系だと年間5,000円程度かかりますが、ネット証券であればこの運営管理手数料は条件なしで無料です。
理由2*投資したい商品がある
大手金融機関のDCは取扱運用商品が少なく、初心者の方は選びやすいともいえますが、不満でした。大手ネット証券のイデコの中では、SBI証券と楽天証券が取扱商品数が豊富です。特に、楽天証券は、ゴールドファンド(為替ヘッジあり)があったため、もうすぐ株式などは大きく下がると考えている私には魅力的な商品でした。
理由3*画面が見やすく、ログインが簡単
楽天証券のイデコの口座は証券口座にログインするだけで見ることができます。長期資産形成で短期売買をしないイデコですが、値段チェックは毎日したい私は、ログインのしやすさがメリットに感じました。
楽天証券の口座画面

見やすいですよね?大きな字で、はっきりとした色使い!さらに、楽天証券では、「IMAKARA」というイデコについてのわかりやすい本が資料請求で受け取れます。味のある絵でわかりやすいですよ。
まだ、老後資金には乏しい資金しか貯まっていませんが、これからコツコツ貯めていきます。来年度2020年度に税制改正に向けて、イデコに加入できなかった会社員の方でも加入できるようにする法案が提出予定です。主人のDCの運用先に不満があるため、楽しみです。(主人のDCはマッチング拠出ができるため、現状イデコに加入できません)