ソフトバンク社債は投資の入り口としておすすめ!リスクを分かりやすくご紹介!

2019年9月に募集開始のソフトバンク(株)第56回無担保社債の魅力とリスクを詳しくご紹介します。

ソフトバンクグループ株式会社第56回無担保社債 期間7年 利率年1.20%~年1.80%(利率決定日2019年9月6日)の内容とは?

今募集開始となっているソフトバンクグループの社債です。

社債って?

社債とは、発行体(今回はソフトバンクグループとなります。)が倒産しない限り、満期に元本が返ってきます。満期の7年まで保有すると満期に元本が返ってきて、利息を年2回受け取れます。

無担保とは?

例えば住宅ローンを借りるときに、家を担保にいれ、返せなくなったとき銀行は家を売却して資金を回収します。つまり、無担保ということは、ソフトバンクグループが倒産したときに優先的に資産の売却代金を回収することができないということです。倒産したときには、他の債権者と同様に残った資産から分けてもらいます。

無担保と聞くと心配になるかもしれませんが、ほとんどの社債は無担保で発行されており、ソフトバンクグループ倒産しない限り関係ありません。

申込単位は?

100万円以上100万円単位です。

通常投資は、必要ではない資金や減っても大丈夫な資金で行います。

しかし、社債なら満期時に元本が返ってくる性質上、将来使う資金で投資しても大丈夫です。

手数料は?

買付手数料、保有期間手数料もかかりません。また、買付代金の振込手数料もかからないことがほとんどです。

ソフトバンク社債は実際いくら利息を受け取れる?

7年間の利息合計

例えば、100万円投資した場合、利率は中間の1.5%で決まったと仮定します。

社債の利息には20.315%の税金がかかるため税引き後の利率は約1.195%

1,000,000円×1.195%=11,950円(年間) 5,975円(半年)

7年の合計利息約83,650円

銀行の利息と比較

三菱UFJ銀行スーパー定期満期7年が0.01%(税引き後0.008%)2019年9月2日現在

1,000,000円×0.008%=80円(年間)

80×7年=560円

 ソフトバンク社債83,650円-定期560円=83,090円の違いがあるんです

もし7年満期前に入り用になってしまったら?

満期前に売却する場合は、そのときの時価で証券会社に買い取ってもらいます。

景気が悪くなって金利が低下すると債券価格が上がっていることもあります。株式のように価格変動は大きくないので、例えば100万円が98万円になっているという感じです。ただし、途中売却で104万円のように大きく上がる可能性は低いと考えられます。なぜなら、買い取り証券会社がスプレッドと言って買い取り手数料を引くからです。

また、債券の売却する前には利息を受取っているはずなので、98万円で-2万円だとしても、利息を2年分受取っていれば、先ほどの例でいうと、利息を23,900円受取っているため、3,900円プラスとなります。これなら定期預金に預けるより儲かっていますね。

取り扱い証券会社と申し込み方法

取り扱い証券会社

ホームページで確認できた証券会社のみ掲載いたします。

  • 野村證券 申込期間9月9日前から購入希望を伝えることができる
  • 大和証券 電話による申込
  • SMBC日興證券 取引店かコンタクトセンターに問い合わせ
  • 三菱UFJモルガン・スタンレー 
  • みずほ証券
  • SBI証券 9月9日(月)12:00先着順
  • 水戸証券
  • マネックス証券 9月9日(月) 9:00販売開始

申し込み方法

店舗のある証券会社なら、申し込みや予約が先にできるところもあったり、預かり資産があれば、申込期間中の9月19日までの払い込みでもよいところもあります。直接問い合わせてみてくださいね。

一方、店舗のある証券会社でもインターネット取り扱い口座である場合や店舗のないネット専業証券だと、申込時に資金が入っていることが条件となります。

NISAは使えない

残念ながら、社債はNISAの対象となっていません。

ソフトバンクはおまけあり

ソフトバンク社債は募集中に購入するとおまけがもらえます。私が証券会社で働いていたころから人気商品で、特に金利の高さが魅力です。最近だと、リスクの低い社債で、ソフトバンク並の1%以上ある社債はないので、申し込みすると決めたら申し込み開始すぐに申し込みしましょう。

口座開設していない場合は早めに開設しておき、入金しておきましょう。