2017~2018年NISA枠運用実績、NISA口座を変更するときのデメリット

2017~2018年はカブドットコム証券のNISA枠を使用していました。2019年のNISA枠は楽天証券に変更しました。

NISA枠の口座は基本短期で売買するつもりはないのですが、2017~2018年のNISA枠を使用した日経ベア2倍塩漬け状態です。おいしそうな漬物ができそうなぐらい。。。

楽天スーパーポイントを使わないことが多いので、余ったポイント投資をしようとして楽天証券に口座開設をしました。楽天証券は、画面が見やすくて、資産別の比率や資産推移がカラーで分かりやすいです。さらに、投信購入代金がクレジットカード決済でポイントが付与されるなど、お得感があったので、NISAも楽天証券に移しました。

楽天証券の画面

NISAを移管するときのデメリットは?ロールオーバーできなくなること

カブドットコム証券で、2017年に投資した日経ベア2倍はまだ全然マイナスなのですが、NISAの非課税期間は5年間のため2022年に期限切れとなります。

マイナスの資産を課税口座に移すと、その下がった時点の価格が買付価格となってしまいます。

例えば、100万円で買付して、NISA口座非課税期間終了後、課税口座に移管し、そのとき80万円になってたとします。その後、課税口座で100万円で売却すると、もともと100万円で買ったのに20万円が利益となてしまい、20万円×20.315%=40,630円の税金がかかってしまいます。

したがって、NISA口座でマイナスの評価額で今後上がりそうな資産の場合、非課税期間終了後は、翌年の非課税枠を使用してロールオーバーした方が良いのですが、他の証券会社に翌年のNISA枠を移管してしまうとロールオーバーできません。

NISA口座変更後でもロールオーバーする方法

ロールオーバーするときに使用する翌年のNISA枠証券口座を元に戻せばロールオーバーできます。

つまり、2017年のNISA枠で投資した2022年に非課税期間が終了する資産のある証券会社に、再度、2023年のNISA投資枠を元の証券会社に戻す必要があります(私の場合、楽天証券からカブドットコム証券に)。面倒ですね….

そんな面倒ことがおきないように2022年までに大きく日経平均が下がり、日経ベアが上がりますように….

2018年からのNISA口座での投資はロールオーバーできない?

NISAは、2023年までの非課税制度となっています。金融庁が令和2年度税制改正要望で、NISAの延長を求めていますが、どうなるかまだ分かりません。もう一つのつみたてNISAの方は延長しそうな予感がしますが、株式も投資できるNISAはどうなるか…

本来の2023年までとなれば、2018年からのNISA枠での投資から、ロールオーバーできません。なぜなら、ロールオーバーは翌年度の投資枠を使用するため、2018年のNISA口座の非課税期間は2023年までで、ロールオーバーは2024年のNISA枠がないとできません。

ロールオーバーできないことが困るのはもちろん、せっかくNISAで投資に興味を持つ方が増えてきたので、是非延長してほしいと思います。

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