SBIネオモバイル証券のメリット・デメリット

SBIネオモバイル証券は、1株から株式投資ができて、ポイントから株式買付できる、株式投資を気軽に始めることができるサービスです。

SBIネオモバイル証券のメリット

1.ポイントで株式を買える!唯一のサービス

Tポイント1ポイント→1円として、株式購入代金に充当することができます。最初にマイページでTポイントID連携を忘れずに。

2.約定金額が50万円以下なら実質手数料無料

約定金額50万円以下なら、月額200円(税抜)のみのサービス利用料を支払うだけで、取引ごとの手数料がかかりません。さらに、200ポイントのTポイント(期間固定ポイント)が毎月付与されるため、月額サービス料は実質無料となります。

SBIネオモバイル証券公式ホームページから引用

3.1株から買える

株式には、単元株制度といって100株毎に取引しなければならないルールがあります。株価は100円~3,000円、10,000円まで様々です。単元株制度により、最低投資金額が1万円~30万円、100万円必要な銘柄もあります。

一方、単元未満株取引もできる証券会社もありますが、その場合証券取引所を通した取引はできず、証券会社と相対で取引するため、取引手数料が割高になるデメリットがありました。

しかし、SBIネオモバイル証券なら取引毎の手数料がかからないため、1株から手数料を気にせずに取引することができるようになります。1株なら100円の株なら100円から、オリエンタルランド(ディズニーランド)でも15,970円から買うことができます。

4.配当金も受け取れる

1株から購入していても、権利が受け取れる時期に保有していれば配当金も株数に応じて受け取れます。

5. スマホアプリで取引できる(2019年9月28日から)

今はブラウザのみの取引ですが、アプリがリリースになれば、もっと気軽にスマホ取引が可能となります。アプリリースにともない、株式の定期買付も始まります。

デメリットは?

1.取引しなくても取引手数料がかかる

取引していない月でも月額サービス利用料200円はかかるため、しばらく取引しないときは一時停止の手続きをしておきましょう

2.NISAでの取引はできない

株式などへの投資から生じた配当金や売却益が非課税となるNISA 口座での買付はできません。通常通り、特定口座源泉徴収ありを選択していれば、20.315%の源泉徴収となります。

3.証券取引所を通さないため、その時の価格ですぐ売買したり、指値ができない

SBIネオモバイル証券は、証券取引所を通した単元株(100株)の取引をすることも可能です。しかし、1株など単元未満株での取引の場合証券会社との相対取引となり、指値をすることはできません。通常の株のようにすぐ取引は成立せず、注文時間0:00~10:30当日後場始値、10:30~21:30翌営業日前場始値、21:30~24:00翌営業日後場始値の価格で成立します。薄利での売却なら単元株にして指値で売却するか、多少下がっても利益が見込める価格で売却すると、価格が成立して「利益だと思っていたのに損をしてしまった」ということがありません

4.株主優待は受け取れない

株主優待の最低必要株数は銘柄ごとに異なりますが、単元株の100株以上からのところが多くなっています。株主優待目当てなら、単元株の100株で買うか、コツコツ100株になるまで買い増していきましょう。

このようにデメリットもありますが、SBIネオモバイル証券は、ポイントを使って1株から気軽にスマホで買える、株式投資の入り口に適した便利なサービスです。今まで株に対して怖いと思っている方でも、ポイントだけで買える株もたくさんあるのでぜひ始めてみましょう。